インパクト投資市場
~ソーシャルファイナンスとは何か?⑤

シリーズはこちら
①「ソーシャルファイナンスとは」
②「ソーシャルIPOとは」
③「インパクト投資とは」
④「インパクト投資とインパクト評価」

GIIN(Global Impact Investing Network)が実施した2018年末時点の調査”Sizing the Impact Investing Market”によると、2018年の世界のインパクト投資の運用総額は約2,390億ドルとなっています。世界で1,340の機関投資家が社会的インパクト投資を行っており、アンケートに回答していない投資家の運用額も加えると、運用資産額の合計は5,020億ドルに上ると推計されるとしています。

投資先地域は、北米向けが28%、中南米向けが14%、サブサハラ・アフリカ向けが14%、欧州向けが10%、投資先分野としては、金融サービス(マイクロファイナンス13%、その他金融サービス11%)、エネルギー(15%)、食料・農業(10%)が中心となっています。

また、機関投資家の内、本部所在地が北米またはヨーロッパ(東ヨーロッパを除く)にある割合が8割と大部分を占める一方で、東アジアは2%に留まるとしています。

現在、世界最大のインパクト投資ファンドと言われているのが、アメリカのプライベート・エクイティ・ファンドであるTPGキャピタルのインパクト投資部門が運用するライズファンド(Rise Fund)の2号ファンドで、25億ドル(約2,600億円)の規模と言われています。TPGキャピタルが2017年に募集した1号ファンドは、20億ドルを集めましたが、2号はそれを上回る規模になっています。

当ファンドには、日本生命が約20億円を投資すると報じられています。日本生命は、国内でも社会課題の解決に取り組むスタートアップ企業を対象に毎年100億円を投資して、3年後には年間300億円規模を投資する計画であるとされています。

この続きは100年企業戦略メンバーズ会員専用です。クーポンコードで会員認証してください。
クーポンコードは会員登録完了メールや
お知らせに記載しています。

  • 100年企業戦略メンバーズ会員の方
  • 未登録の方はこちら無料会員登録