AIが行う予測と、最善の判断 ~企業はAIとどう向き合うべきか⑧

「AIが行う予測と、最善の判断 ~企業はAIとどう向き合うべきか⑧」のアイキャッチ画像

目次

【関連コラム】
データドリブンな企業への変容~経営者はAIとどう向き合うべきか①-1
データドリブンな企業への変容~経営者はAIとどう向き合うべきか①-2
AIと予測(AIで何ができるのか?)~経営者はAIとどう向き合うべきか②
AIの発展と方法論~経営者はAIとどう向き合うべきか③
機械学習の発展と、不動産価格の予測~経営者はAIとどう向き合うべきか④
AIを生み出すデータ資源~経営者はAIとどう向き合うべきか⑤
データ資源と決断~経営者はAIとどう向き合うべきか⑥
AIが行う予測と判断、人間の意思決定~企業はAIとどう向き合うべきか⑦>

判断の価値

前回 、意思決定をする伝統的なAIのツールとしてあげた決定木(Decision Tree)の事例では「雨が降る」予測は「4分の1=25%」でした。この確率25%という予測の精度が上がれば上がるほど、判断の価値は高くなります。判断基準は「特定の環境のもとで、特定の行動によってもたらされる報酬」です。AIが予測する機会が増えると、人間は判断する役割だけに専念できるようになり、さまざまな行動に対する報酬を考える余裕が増えます。

AIが最も利用されている業界としては、金融があげられます。金融機関では、融資の実行の際は人間が判断をしていますが、その判断が人によって変化してしまっては、企業としての整合性が取れないばかりか、個別性が強くなりすぎてリスク管理ができなくなってしまいます。クレジットカードや銀行の口座管理における「不正の判断」では、AIが予測と判断を同時に行い、高い効果が見られるようになってきました。クレジットカード利用で異常を検知(予測)すれば「利用を停止する」、正常と検知すれば「利用を継続する」という判断を行っています。クレジットカードの正常な取引を「合法」、本人ではなく犯罪に絡むような取引を「不正」とすると、経営者はAIに「不正」取引を検出させることで、クレジット会社の損失を最小にしたいと考えています。

この続きは
100年企業戦略メンバーズ会員専用です。

クーポンコードで会員認証してください。
クーポンコードは会員登録完了メールや
お知らせに記載しています。

100年企業戦略メンバーズ会員の方

未登録の方はこちら

無料会員登録

登録料・年会費無料!経営に役立つ情報を配信
100年企業戦略
メンバーズ