『VORTのある街』〜神田小川町編〜

世界屈指の本の街・神保町と、学生街である駿河台に近く、活気あふれる神田小川町。東京メトロや都営線など複数路線が乗り入れアクセス良好なことも魅力の一つです。今回はVORTEXの物件が位置する、神田小川町の魅力と歴史、未来についてご紹介します。

スポーツ店のメッカでありカレーの街でもある

神田小川町は、1丁目から3丁目まであり、町域内の中央部を東西に靖国通りが貫いています。

近隣の神保町や駿河台とともに明治時代から多くの学校があり、学生街として賑わいました。靖国通り沿いには昭和30年代ごろから若者の趣味を反映し、スキーブームも後押しし、大型のスポーツ用品店が出店。靖国通り沿いを中心に、数十店舗が集まるほどのスポーツ用品店街として知られています。

それから、このあたりはカレーの街としても有名です。特にお隣の神保町は、100以上を超すカレー店が点在するカレーのメッカです。それも、定番のインドカレーや欧風カレーだけでなく、スマトラカレーなどの珍しいものも。

カレー

このように、街に魅力的なコンテンツがあるため、年間を通じてさまざまなイベントが盛んなのもこの街の特徴。その代表格が秋の「神田古本祭り」ですが、それに合わせて「神田スポーツ祭り」も開催され、多くの人が訪れ例年延べ9万人ほどにもなります。期間中は、靖国通りのスポーツ店街と小川広場で、特売イベントやスポーツ体験イベントなどが行われます。

さらに、毎年11月には「神田カレーグランプリ決定戦」を開催。会場の小川広場では、多種多様なカレーが集結し、来場者の投票によってグランプリが決まります。

小川町交差点をざっと眺めると、この界隈だけでも歴史・風格ともに一流の店舗が軒を連ねます。
まず、赤穂浪士の討ち入りがあった元禄15年(1702)創業の「笹巻けぬきすし総本店」。小粋でつまみやすい巻きずしは、ちょっとした手みやげに最適です。
それから、明治8年(1875)創業で地図のラインナップが豊富な「神谷書店」、大正13年(1924)創業の額縁と絵画の「草土舎」など、錚々たる老舗ばかり。それから、初代店主の似顔絵看板が目を引く大正9年(1920)創業「顔のワイシャツ」もあり、話題にも事欠きません。

顔のワイシャツ

「小川町」の名の通りに「小川」があった!?

町名の歴史をたどると、江戸時代までさかのぼります。小川町は当時、神田地域の西半分の武家地を指す俗称でした。江戸時代初期は、将軍が鷹狩に使う鷹を飼育する鷹匠(たかじょう)が住んでいたことから、「元鷹匠町(もとたかじょうまち)」と呼ばれていましたが、元禄6年(1693)に小川町と改称。この理由については、5代将軍綱吉が「生類憐みの令」を施行し、鷹狩を禁止したためという説があります。

小川町
さて、小川町には「小川」の字が入りますが、現在どこにも川はありません。
ではなぜ? 理由を探ると、江戸城を築いたことでも有名な太田道灌の歌「むさし野の小川の清水たえずして岸の根芹(ねぜり)をあらひこそすれ」にたどりつきます。小川ではありませんが、かつてこの地には湖沼があったらしいのです。

その後の沿革は次の通り。明治5年(1872)、周辺の武家地を整理して町地(小川町)となり、明治11年(1878)、神田区に所属。明治時代は、西洋料理店などのほか、書店や洋品店、寄席にビリヤード場や時計塔などで知られた南明館などが立ち並び、東京を代表する繁華街として栄えました。

このように華やかな街でありながら、東京物理学校や簿記学速記学速成教授所などの学校も誕生し、学生街のルーツとなり、アカデミックな雰囲気も漂いはじめます。

さらに、関東大震災や昭和初期の区画整理により「小川町」が誕生し、昭和22年(1947)、神田区と麹町区が合併して千代田区が成立すると、町名が「神田小川町」となり現在に至ります。

小川町
提供:千代田区広報広聴課

古くから交通の要衝である小川町の利点

「VORT神田小川町」は、都営新宿線「小川町」駅、東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅、丸ノ内線「淡路町」駅よりそれぞれ徒歩1分と、アクセス至便な立地となっています。
そのほかの路線も徒歩圏内で、中央本線・総武線「御茶ノ水」駅なら徒歩7分とJRも利用可能。東京メトロ半蔵門線および都営三田線・新宿線「神保町」駅なら徒歩10分です。つまり、都心に張り巡らされた地下鉄網の上に建っているのです。

建物は、鉄骨造陸屋根11階建で全面ガラス張り。ハイセンスなガラスカーテンウォールを採用したスタイリッシュでシャープな外観のオフィスビルとなっています。フロアスペースは明るく開放感のある設計で、最寄り駅への快適な導線を実現しつつ、地域のランドマークとして親しまれていくことでしょう。

周辺情報としては、本物件は、神田小川町の中心部を東西に通る靖国通り(東京都道302号新宿両国線)と、本郷通り(東京都道403号大手町湯島線)の交わる小川町交差点に立地。昼夜を通じて交通量も多く、多くの人が行き交う活気あふれるエリアです。

VORT神田小川町は撮影時バリューアップ工事中(2019年5月10日撮影)
※VORT神田小川町は撮影時バリューアップ工事中(2019年5月10日撮影)

 

 
今回紹介した物件の概要は下記の通りです。

VORT神田小川町

VORT神田小川町外観
VORT神田小川町外観
VORT神田小川町1F店舗・エントランスなど
VORT神田小川町1F店舗・エントランスなど

【VORT神田小川町 物件概要】

名称 VORT神田小川町
住所 東京都千代田区神田小川町一丁目8番8号
交通 新宿線「小川町」駅 徒歩1分、千代田線「新御茶ノ水」駅 徒歩1分
丸ノ内線「淡路町」駅 徒歩1分
中央本線・総武線「御茶ノ水」駅 徒歩7分
三田線・半蔵門線・新宿線「神保町」駅 徒歩10分
土地 地積(公簿面積) 175.92㎡(53.21坪)
建物 種類 事務所 エレベーター 1基
構造 鉄骨造陸屋根11階建
延床面積 1,385.85㎡(419.21坪) 賃貸面積 1,302.02㎡(393.86坪)
築年月 1991年2月 駐車場
備考
取得日 2019年2月27日

*当該資料内容については、作成時における概算数値・概要となっており、その内容の完全性・正確性・有用性などについて保証するものではございません。本リリース後に上記内容が変更となる場合がありますので、ご了承ください。

さらなる地域の賑わいを創出する新拠点としての小川町

100年企業戦略研究所の調べによれば、「神田小川町」の現在の地価は、地価公示価格の平均が220万4000円/㎡(2018年[平成30年])、坪単価は728万5950円/坪であり、前年比+7.6%と上昇しています。
地価調査価格(基準地価)の平均が325万5000円/㎡(2018年[平成30年])、坪単価は1076万330円/坪であり、前年比+7.0%の上昇です。
神田小川町 地価推移グラフ
※「神田小川町」の地価平均を求めるにあたり、千代田区神田小川町1~3丁目、神田錦町2丁目、神田司町2丁目、神田神保町1・2丁目、神田駿河台1・2丁目の基準点の地価から計算しています。

 

VORT神田小川町 周辺地図
※地図クリックで拡大
VORT神田小川町(仮称)の周辺では多くの開発が進む。

本物件の北東約250メートル地点、隣接する神田淡路町2丁目には、2013年4月にオープンした複合商業施設「ワテラス」があります。淡路小学校跡地を中心に開発された本施設は、神田淡路町が培ってきた、「和」「輪」「環」の3つのWAをコンセプトに、地域全体の魅力向上、および定住できる統合的な都市環境の整備を目的として開発された複合施設です。
高さ164.8メートルの「ワテラスタワー」と「ワテラスアネックス」の2棟から成り、オフィス、レジデンス、アトリウム、地域交流の場としてのコミュニティ施設、スーパーマーケットなどの商業施設、学生マンション、四季の彩りを楽しむことができる広場で構成されています。

多様な施設を整備することで、居住者やワーカー、周辺地域の住民や来街者など、さまざまな人々のコミュニティの輪が広がっています。ランチ、ディナータイムともに楽しめるレストランや会食に向く飲食店も入店しています。

WATERRAS/ワテラス WATERRAS TOWER(左)とWATERRAS ANNEX(2019年3月2日撮影)
WATERRAS/ワテラス WATERRAS TOWER(左)とWATERRAS ANNEX(2019年3月2日撮影)

さらなる注目ポイントとして、本物件の南西約200メートル地点、隣接する神田錦町2丁目では、「(仮称)神田錦町二丁目計画」(事業主:住友商事株式会社)があります。

建設地となるのは、東京電機大学神田キャンパスおよび神田警察署の跡地。神田警察通りのほぼ中央に位置する約1ヘクタールの広大な敷地を活用し、地上21階・地下1階建のオフィスビルを再開発するもので、2020年2月末の竣工が予定されています。

(仮称)神田錦町二丁目計画 (2019年3月2日撮影)
(仮称)神田錦町二丁目計画 (2019年3月2日撮影)

施設の低層部には、飲食店舗を中心とした商業施設に加え、ライブやコンサートが可能な多目的ホールや、屋外イベントに利用可能な合計3,600平方メートル超のオープンスペースが整備される予定。
地域のお祭りなどにもスペース提供をするため、地域の人々が集う場、新たな賑わいを創出する新拠点となることが期待されています。

 
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著者

株式会社ボルテックス 100年企業戦略研究所

1社でも多くの100年企業を創出するために。
ボルテックスのシンクタンク『100年企業戦略研究所』は、長寿企業の事業継続性に関する
調査・分析をはじめ、「東京」の強みやその将来性について独自の研究を続けています。

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