TOKYO街COLORS-恵比寿編- VORTのある街

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大手不動産情報サイトの「住みたい街ランキング」で毎年上位に名を連ねる恵比寿。有名企業のオフィスや多彩な飲食店が集積する一方、閑静な住宅街に囲まれ、文化施設も点在する多面性が魅力です。大人が集う洗練された恵比寿の街を歩いてみましょう。

発展のきっかけとなった恵比寿のランドマーク

恵比寿の歴史は明治時代、大名の下屋敷があったこの地にサッポロビールの前身である日本麦酒醸造会社の工場が設立されたことに始まります。かつての恵比寿はビール工場を中心とした庶民的な街でした。それが1994年、工場の移転に伴う跡地の再開発により「恵比寿ガーデンプレイス」が誕生したことで、おしゃれな街へと変貌を遂げます。

恵比寿ガーデンプレイス

恵比寿駅の南東にある恵比寿ガーデンプレイスはオフィス、百貨店、映画館、集合住宅等から成る複合施設です。文化的にも優れたスポットで、写真と映像の総合的な美術館として日本で初めて開館した「東京都写真美術館」は、感性の鋭い若者たちが集まるきっかけにもなりました。また、工場は移転したものの、レンガ造りの「ビヤステーション」やヱビスビールの歴史を伝える「ヱビスビール記念館」が観光客の人気を集めています。

東京都写真美術館
ビヤステーション

2013年には敷地内にある「ウェスティンホテル東京」に、世界的庭園デザイナーの石原和幸氏が手掛けた「ウェスティンガーデン」がオープン。宿泊者以外も入ることができ、緑豊かな庭園に滝の流れ落ちる音が散策の疲れを癒してくれます。

庭

ガーデンプレイスの開業からほどなくして恵比寿駅周辺にも変化が生じました。それまでJR山手線と東京メトロ日比谷線だけだった鉄道路線に埼京線、次いで湘南新宿ラインが開業したのです。もともと街の北側に渋谷・新宿・池袋をつなぐ明治通りが走るうえ、新路線の開業によって神奈川や埼玉からのアクセスも向上。鉄道だけでも1日のべ26万人以上が利用する街はオフィス街としての価値が高まり、サッポロホールディングスはもちろんのこと、SUBARUのような老舗大手からクックパッド、カカクコムなどのIT系、ベンチャーまで多くの企業が本社や拠点を構えています。

また、渋谷や代官山と隣接するトレンド発信エリアにあることから大手芸能事務所や広告代理店、ファッション系の専門学校も点在。オフィスワーカーやメディア関係者などさまざまな人が集まるようになったことで、飲食店も次々と増えていきました。高級店から庶民的な店までバラエティに富んだラインナップも恵比寿の魅力のひとつです。

飲食業界をリードするグルメ激戦区

代表的な高級レストランといえば、恵比寿ガーデンプレイスにある「ガストロノミー“ジョエル・ロブション”」があげられるでしょう。フレンチの巨匠であるジョエル・ロブション氏が日本に初出店し、『ミシュランガイド東京』で12年連続三つ星を獲得しています。恵比寿周辺には蕎麦や焼鳥などのミシュランの星獲得店も点在。また、新進気鋭のシェフが腕を振るうレストランなど、美食家をうならせる名店が暖簾を掲げています。

一方、若者を中心に人気なのが駅の東側にある「恵比寿横丁」。戦後のバラック市場を前身とする「山下ショッピングセンター」跡地を利用した飲食店街で、細い通りに居酒屋やスナックが立ち並ぶ様はノスタルジックな昭和の横丁そのもの。店内が狭く相席も多いので客同士が仲良くなることも少なくないそうです。

恵比寿横丁

他にもサードウェーブコーヒーのブームを牽引してきた「猿田彦珈琲」や、有名パティシエ・鎧塚俊彦氏のチョコレート専門店など話題に事欠きません。恵比寿は飲食の世界においても常に世間をリードしてきたのです。

多くの人が集まる街でありながら、喧噪を感じさせない「大人の街」というイメージが強い恵比寿。洗練されたショップが多いのもさることながら、広尾や麻布、白金、目黒など高級住宅街に囲まれていることも大きな理由です。特に広尾や麻布には各国の大使館が集中しているため、外国人が安心して暮らせるよう治安面も考慮されています。

次世代へ向けた再開発にさらなる発展を期待

今年で恵比寿ガーデンプレイスの開業から25年。憧れの街へと発展した恵比寿に、また新たな変化が訪れています。

2016年に駅の西口にオープンしたのは「アトレ恵比寿西館」です。人気の飲食店や雑貨店が入る商業施設で、JR恵比寿駅とその上にある「アトレ恵比寿本館」が連絡通路でつながれたことで駅の東西を結ぶ新たな動線も生まれました。

恵比寿ガーデンプレイスを運営するサッポロ不動産開発でも新たな取り組みが始まっています。恵比寿のまちづくりに200億円の投資を決定し、恵比寿駅周辺にオフィスビルや賃貸マンションなど3つの物件を取得。起業家からビジネスプランを募集して共にかたちにしていくという未来を見据えたプロジェクトは、街に新風を吹き込む可能性を秘めています。

また、JR恵比寿駅から徒歩5分ほどの旧国家公務員宿舎跡地を野村不動産が再開発。分譲住宅、ホテル、介護施設、保育施設を備えた都市型複合施設を建設中です。中でも2020年開業に向けて建設が進むホテルは、プリンスホテルが手掛ける新ブランド。情報通信技術(ICT)や人工知能(AI)を活用したサービスを提供する次世代型ホテルとして注目を浴びています。多様な人々が共生し、多様な働き方に対応した空間が続々と生まれる恵比寿は新しいライフスタイルを提案する力に満ちています。さらなる発展が楽しみなエリアと言うことができるでしょう。

■恵比寿エリアのVORTシリーズ

VORT 不動産を流動資産とするハイクオリティ・ブランド「VORT®」

ボルテックスが提案する新しい不動産戦略「区分所有オフィス®」。
VORTシリーズとは、その優れた収益性・流動性の“象徴”ともいうべきハイクオリティ・ブランドです。

※「区分所有オフィス」「VORT」は株式会社ボルテックスの登録商標です。

恵比寿駅周辺地図
VORT恵比寿maxim
VORT恵比寿maxim
S:vort恵比寿
S:vort恵比寿
VORT恵比寿Dual’s
VORT恵比寿Dual’s
VORT恵比寿Ⅱ
VORT恵比寿Ⅱ
VORT恵比寿Ⅲ
VORT恵比寿Ⅲ

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[編集]株式会社ボルテックス ブランドマネジメント課
[制作協力]株式会社東洋経済新報社

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